ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル、吉田電材蒸留所所長の松本です。当社では日本で初めてグレーンウイスキー専業のクラフト蒸留所を開設し、日々奮闘しております。このブログではその奮闘の様子をご紹介します!
2023年1月22日に開催された「ウイスキーラバーズ名古屋」に参加してきました!主催者発表で訳3500人が参加したウイスキー好きが集まるイベント。今回はそのレポートです!
名古屋の有名バーで前夜祭?
22日の本番を前に、我々吉田電材蒸留所メンバーは準備のために前入り、しかし前入りの本当の目的は、有名なバーボンバー「ANKI」さんに訪問することです!
吉田電材蒸留所はグレーンウイスキー専業蒸留所ですが、最初に製造しているマッシュビル(レシピ)は北海道産デントコーンを主体とした原酒です。しかも熟成は新樽、となれば・・・・そうです!バーボンです!
もともと、バーボンタイプのウイスキーを作ろうとしたのがきっかけて始まった当蒸留所ですので、蒸留所には研究用にいくつものバーボンを買って日々飲んだくれております。(^^;)
私もいろんなバーに行きますが、バーボンをたくさん置いてあるバーは少ないですよね。
バーボンバーANKIの呉さん(息子さんの方)は蒸留所の準備段階からコンタクトを頂いており、SNSで交流がありました。当社がバーボンタイプのウイスキーを始めると聞いて応援してくれていたのだとおもいます。
なので、名古屋に置く機会があればぜひ訪問しなければ! ということで、蒸留所のメンバー6人で押しかけてまいりました。
珍しいバーボンがたくさん!
(写真の挿入)
さすが日本でも有数のバーボンバーさんです。私はもともとそんなに種類を知っているわけではないのですが、とにかく見たことのない銘柄からいかにも歴史を感じるオールドボトルなど、私が感じている以上の価値のあるボトルたちなのだと思います。素晴らしいバーANKIさん。名古屋に来たらマストです!
そして本番。。。イベント当日
ブースを出展するのは、12月の「ジャパニーズフェスin高田馬場」に続いて2回目です。
今回も開始から終了まで、スタッフがご飯を食べに行く間もないほど、たくさんきて頂きました。皆様ありがとございます!
来ていただいた方のコメントで最も多かったのが、「グレーン原酒のニューポットを飲むのが初めて」というお声でした。たしかに、ないですもんね。。。
以前アマゾンで買えるバッファロートレースのホワイトドック(バーボンだとニューポットのことを「ホワイトドック」といいます。)を飲んだことがありますが、基本無いです。
今回持参したニューポットは、「ジャパニーズフェス」の時よりも、少し蒸留アルコール度数を下げた原酒で、より味わいが感じられたとおもいます。
「正直で緻密な技術のウイスキー」を標榜する当社は、ラベルに様々な情報を載せております。(手書きなので大変!(^^;))
お客様の中には、12月の「ジャパニーズフェス」での原酒と比べて「発行時間が2時間ちがう!」と、とってもマニアックに気づいてくれた方もいて、さすがウイスキー愛好家はすごいな~とおもった次第です。
イベントの後は。。。
イベントの後は主催者や出展者の一部の方と、打ち上げの会食。この業界に入ったばかりの私は知らない方ばかりでしたが、皆さん異端の当蒸留所メンバーを受け入れてくれて。。。(涙)
本当にウイスキー事業に参入して良かった。そう思えた素晴らしいイベントでした。
スタッフの方々も皆さん本業のあるボランティアの方々、ウイスキー談義に遅くまで花が咲いたのでした。(^^)
そして、後日、銀座のバーで飲んでいると。。。なんとこの時知り合った方と偶然隣り合わせに。(^^;
ウイスキー業界って結構せまいのね。。。笑
今後もイベントには可能な限り出店してまいりますので、皆さまよろしくお願い申し上げます!